最後の演説、麻生首相は何を語ったのか。

昨日(8月29日)、池袋駅東口にて行われた麻生太郎首相による「最後のお願い」を聞きに行ってきました。
長い長い選挙戦もこれで最後と言うことでたくさんの聴衆が集まっていましたが、
もしかしたら麻生さんが「首相」として演説するのはこれで最後かもしれません。
最後の演説で、麻生首相が何を言ったのか、きちんと記録しておきたいと思います。
※一部聞き取れない部分がありましたがそこはご容赦ください。
それでは、麻生首相、最後の演説です。

麻生太郎です。

聴衆による麻生コールが巻き起こる。

ありがとうございます。長かった選挙戦、厳しかった選挙戦もいよいよ明日投票日を迎えることになりました。8月、夏休み最後の週末にこれだけ大勢の方々に池袋東口にお集まりをいただき、自由民主党の制作を聞いていただく機会を与えていただき、誠にありがたく、厚く御礼を申し上げます。皆さん方のそういう(※聞き取れず)自由民主党の力になります。ご参集ありがとうございました。

昨年9月の24日第92代内閣総理大臣を拝命しました。あのとき、ほとんどの方々「まずは選挙だ」「まずは解散だ」と言う声が圧倒的だったと記憶いたします。しかし、あのとき、アメリカ発の世界同時不況が日本を襲い、我々は戦後最悪と言われるような景気の降下、悪化を経験しました。わたしは、あの段階で日本は今我々の生活をまずは優先すべき。解散総選挙と言ったような政局よりは皆さん方の暮らしを守るいわゆる経済対策、景気対策、雇用対策こそが優先されるべきだと確信します。

はなはだ異例ではありましたが、半年あまりの間に予算編成を4回いたしております。普通、予算編成は年に1度か2度です。それを、半年あまりで4度の予算編成は、明らかに異常です。しかし、経済状態が異常なんであればそれに対する答えも対応も異常であっておかしくない、私はそう確信をしていろいろな景気対策をやらさせていただきました。ご批判は確かにいろいろありました。

しかし、答えは、先週月曜日8月の17日の日に出たと思っております。日本の経済成長率は実に15ヶ月ぶりにプラス3.7%、プラス3.7%の経済成長率を出しております。ちなみにアメリカはマイナス、イギリスもマイナス、フランスドイツでプラスの1%ちょっとくらい、そういう中にあって、日本だけが経済成長率プラスの3.7%。我々の経済対策は間違っていなかった!

さて、自公連立政権がこれだけ経済政策にこだわる、それは皆さん方の雇用と暮らしを守るためには経済政策は絶対に大事だからであります。しかし、残念ながら、今、我々のやった経済対策は皆さん方に肌で景気ようなったと、肌で実感していただいているかというのはまだ残念ながらそこまでは至っておりません。

経済対策はまだ道半ばであります。実に自由民主党、公明党
の連立政権に、力を与えていただき、この景気対策を完全に仕上げてそういう力を我々に与えてください。景気対策、麻生鱈追う完全にやり遂げて見せます。

我々が守らなければならないのは皆さんの暮らしです。しかし、我々が同時に守らなければならないものがあります。それはなんといっても日本を守らないかん。日本を守らなければならないのです。我々は北朝鮮という国を隣に抱えております。未だに核実験を2回もやり、日本に届く中距離弾道弾ミサイルをいっぱいもっている。7月にも何回となく実験をし、我々の子供を拉致して返す気がない、こういう国が隣にあるのです。これは明らかな脅威です。日本にとって明白な脅威です。

この脅威にいかに対抗するか、我々は残念ながら日本だけで力不足な点は同盟国のアメリカと一緒になって6者協議をやり、また、国連の安全保障理事会で全会一致で北朝鮮に対する経済制裁を決議したんです。こういったことをきちんとやっております。それにあわせて、北朝鮮の貨物船やミサイルや、また(※聞き取れず)ようにするために、貨物船の検査をやり貨物の検査をやろう。きちっと国連の決議に応じて我々はこれにきちっとした対応をする。自民党・公明党一緒になってこの法案を衆議院では通りました。衆議院で通ったんですよ。

ところがそれが参議院に行った。参議院に行ったら民主党がなんだかんだ言って、結果的にこの法案は審議未了、廃案になったんです。あの法案は廃案になったんです。誰が一番喜んだんです?北朝鮮が一番喜んだんでしょうが。忘れないでください。小沢一郎さんという人は、国連中心主義だと言ってたんですよ。国連中心主義、その国連が決めた経済制裁を、日本に来たら反対。言ってることとやってることとが全く違うでしょうが。我々はこういう小沢さんという一人の人、たった一人の人の意見に(※聞き取れず)意見が変わる。こういった独裁的な政党に、日本の政権はゆだねられない!

日本を守るというもっとも大事な安全保障のような政策、こういう政策ですら党内の世論を統一できない、一緒にすることができない、そんな政党に日本の安全保障を守れることはできない!

今、世の中、よく暗い話をする人が多い。景気が悪いからある程度やむを得ないとは思います。しかし、思い出してください。今から64年前、昭和20年の8月の夏も暑い夏でした。日本中焼け野原になったと言ってもおかしくないほどです。私も、博多の地も丸焼けになって焼け出されました。我々の世代なら誰でも記憶から抜けない思い出です。そういう記憶がある。

しかし、あのような厳しい状態の中にあった日本が今日、64年たった今、資源もないのに、世界で1・2を争うほどの巨大な経済力と言われるほどの経済大国にのし上がり、夜一人で女性が街を歩いていても安心できる街にし、そして、先進国の中で、平均寿命が世界で一番長い国になりました。そういう安心で豊かな生活ができる国になった、誰のおかげです?間違いなく、我々の親父やお袋、皆様方のおじいさんやおばあさん、決してあの悲惨な状態の中にあっても、日本の未来をあきらめることなく、絶望することなく、日本の明日を信じてみんなで力を合わせて頑張ったおかげでしょうが。今日の日本は、その上に成り立っているのです。

翻って、今の日本を見てください。厳しい状態ではありますが、あれほど将来が悲惨ですか?あれほど我々は将来を暗いと思わなければならない状態ですか?我々は今日、世界中が求めてやまない環境に対する技術世界一。世界がほしがってる技術ですよ。そして、いわゆる車をはじめとする省エネ技術、この省エネ技術も群を抜いて世界一。みんな将来の地球環境のため、ほしがってる技術を日本はいずれももっているんですよ。世界が求める技術、他にもいっぱいある。しかし、我々は、そういう世界から期待される技術を持ち、そして、間違いなく、我々の先祖が受け継いできた将来に希望を持ち続けるそういうDNA、底力を持ち、そして、それをあわせて経済を成長させていく、経済の成長政策、これを(※聞き取れず)日本の未来が暗いわけないでしょうが。

自由民主党には間違いなく経済を成長させていくという政策があります。民主党に経済の成長戦略は書いてありません。我々、私はこの選挙が始まるときにこう申し上げました。皆さん、この8月という月を、ぜひ日本を考える1ヶ月にしてください。そう申し上げました。

明日、いよいよ、投票日を迎えます。ぜひ、皆さん方に聞いていただきたいのは、どの党が日本の未来を明るく豊かにするのか。どの党が日本の安心をつくれるのか。一番考えていただきたい政策の基本はこれです。日本を守るのは自由民主党!!!(※聞き取れず)皆さん方の国民の暮らしを豊かにするのも自由民主党です!そして、日本の未来をさらに成長させてより発展させていくのは自公連立政権です。

麻生太郎その先頭に立って戦います。日本の未来に麻生太郎責任を取ります。よろしくお願いします。ありがとうございました。

2009総選挙
選挙が、好き。