4月11日。
玉川上水散策2日目。
拝島駅から玉川上水駅まで。
エコだからか、最近自転車が流行っているという。
しかし私は自転車に良い思い出はない。
高校2年生のとき、自転車好きの友人に誘われて、甲府まで自転車で行ったことがある。
約100kmの道のりだが、死ぬ思いをした。
もっと短い距離なら、気持ち良く自転車に乗れるかも知れない。
それで、今回は自転車に乗ってみた。
まず、実家で妹の自転車を無断で拝借。
それほど良い自転車ではなさそうだが、私のママチャリよりは良い。
(そういえば、甲府に行った時も妹の自転車だったなぁ)
実家から拝島駅まで30分位かかった。
もう桜はだいぶ散っていて、水面に花びらが浮かんでいた。
右に見えるのが、拝島分水口。
美堀橋を過ぎて少し行くと、約300mの暗渠になる。
ここには、戦時中、軍需工場の滑走路があり、上水に蓋をした名残だそうだ。
この下に玉川上水が流れている。
松中橋の近くの「すた丼の店松中橋店」。
「すた丼の店」は西東京地区を中心に展開されている。
この松中橋店の前はよく通っていたし、他の店舗も見かけていた。
すた丼はニンニクが凄い、という噂もよく聞いていた。
しかし、実際には食べたことがなく、近くにありながら、よくわからない丼だった。
ちょうど、玉川上水の存在に似ているかも知れない。
で、この機会に食べてみた。
刻んだニンニクとか、おろしたニンニクが入っているのかと思っていたが、そうではなく、合わせ醤油にニンニクが溶けているらしい。
物体は見えないが強力だった。
このあとは、ずっとニンニクの匂いを連れての行程となった。
さらにしばらく行くと、玉川上水と残堀川とが交差する。
かつては、残堀川の水を合流させていたらしいが、明治時代に川が汚れたため、川が下を潜るように改修された。
昭和38年には、今度は残堀川の下を玉川上水が潜るように再改修された。
だから、玉川上水は一旦、潜って、また上がってくる。
サイフォンの原理を応用した工法らしいが、私にはよく分からない。
ちょっと不思議な光景だった。
金比羅橋から南西に少し離れたところに金比羅山がある。
高さは15mほどしかないが、立川市内唯一の山である(たぶん)。
案内板にはこんなふうに書いてあった。
宮の橋、十手橋を通過し、清願院橋がある玉川上水駅でゴール。
7km弱なのに2時間もかかった。
楽しかったが、サイクリングとしては気持ち良く感じられなかった。
モノレール沿いに立川駅の北口に出て、オリオン書房で、川本三郎『東京の空の下、今日も町歩き』(ちくま文庫2006年)と他1冊を買って、家に帰った。
(モノレール沿いのサイクリングのほうがちょっと気持ちよかった)