君、餃子ライスを甘く見る事なかれ(銀座天龍)
想像してください。ふと入店した中華料理屋のメニューに「餃子ライス」とあったとします。あなたは積極的に餃子ライスを選びますか。これまでの私ならば積極的には選ばなかった。この銀座天龍の餃子ライスに出会うまでは・・
銀座天龍と言えば餃子ライスというくらい有名な店である。私がはじめてこの店を知ったのは、大学4年・5年(留年時)のバイト先にて。某新聞社が行う某賞の応募事務局にて、エントリーされる作品を仕分けをしていたときに、教えてもらったのである。
とはいえ、その時は餃子ライスと聞いても、あまり心は動かなかった。だってあなた、餃子ライスですよ。たとえばラーメン屋のメニューに「餃子ライス」があったとして、ラーメンを差し置いて餃子ライスを頼みます?ラーメンライスなら頼むかもしれないけれど、餃子ライスは気が引ける。だってラーメン屋で餃子ライスを頼むなんて、バッティングセンターでバントばかりしているようなものですよ、なんて思っていた。
しかし百聞は一見(舌)にしかず。銀座天龍で実際に食べてみて、私の餃子ライスへの私の評価ががらっと変わってしまったのだった・・(というか銀座天龍はラーメン屋ではなく、中国料理屋なのだった・・)
これが外観です

場所は銀座1丁目。中央通りからすこし有楽町側に入ったところにある。入店するとすぐにレジがあり、ここでオーダー。餃子ライスは1,150円。若干高いと思うかもしれない。しかしちょっと待ってください。実物を見てから価格については判断しましょう。
とりあえずお金をここで支払い、誘導されるがまま席に座る。テーブルには醤油・酢・ラー油・辛子・白胡椒が並ぶ。自分が入店するのはだいたい日中なのだが、店内を見渡すと、銀座周辺で働いている人や、さも昔から知ってそうな、銀座に来たら必ず立ち寄ってそうな老夫婦が多い。そんなこんなで10分ほど待っていると、餃子ライスがやってきた。
まずは餃子をご覧ください

餃子の大きさがわかるだろうか。なにしろでかいのだ。これが8個で1人前。ちなみに皿の下に見えるのが食券である。
餃子に接近

一つ食べるのにとても時間がかかる大きさである。見てわかるように一口では食べきれない大きさだ。
これが餃子ライスの全貌です

ご飯に漬け物がついてこれでワンセットである。
私は、タレは2種類作ることにしている。酢と醤油とカラシのタレと酢と醤油とラー油のタレ。餃子が大きくボリュームがあるので、2種類のタレを交互に使うことで飽きないのだ。(写真にあるタレは、酢と醤油とラー油のタレにカラシを添えた)
餃子はもちろん単体でもあるのだが、肉汁がすごいので、受け皿としてライスは必須。「カレーは飲み物」といったのは、いまは亡きウガンダ・トラだが、「銀座天龍の餃子は飲み物」といっても過言ではないかもしれない。それくらいジューシー。
肉汁吸ったライスがこれまたおいしいのである。しかし餃子のサイズからいうと、もう少しライスの量多くても良いかも。とはいえ、現状のボリュームで食べきるとかなりの満腹感。平日たまたま銀座に立ち寄ったからからといって、この店で食事を済ませて会社に戻って午後の仕事に取りかかると、その満腹感からだいたい睡魔に襲われる。だからライスのボリュームが増えると大変なことになるかもしれぬ。
営業時間は11:30~21:30(日祝は11:30~20:30)と閉店が早めである。もしもあと1時間でも遅くやってくれていたら、飲みにやってくるのだけれども。餃子のクオリティが非常に高いので、他の料理も頼みたいのだが、ひとりだとやはり餃子ライスを頼んでしまう。複数人で訪れて、餃子を含む中華料理を数皿頼んで、ビールを飲みたい、それが直近の夢である。

