自宅から湯治に通う方法を考える【武蔵野天然温泉「湯らく」編】

杏林大学病院にちょっとした用事あった。
用事を済ますと、夕刻を過ぎてきた。
まっすぐ家に帰っても良かったのだが、疲れたから、そうだ 温泉、行こう、という気持ちになった。
杏林大学病院から一番近い温泉は、みたか温泉「新鷹の湯」である。
もう少し離れると、武蔵野天然温泉「湯らく」、深大寺温泉「ゆかり」もある。
ホームページなどで調べてみると、このあたりの温泉は、塩化物泉で溶存物質が多い。
「新鷹の湯」は14470mg/kg。「湯らく」は20720mg/kg(?)。「ゆかり」は8975mg/kg。


松田忠徳が 『温泉教授の湯治力』(祥伝社新書2005年)でこう言っている。


もともと温泉の痕跡すらなかった場所から汲み上げた「温泉」は、本来の温泉とは別種のものである場合が少なくありません。太古の昔、その場所が海の底だった時代に地中に封印された「化石海水」であることが大半です。

これまでに紹介した多摩の温泉も「温泉の痕跡すらなかった場所から汲み上げた」温泉かも知れない。しかし、このあたりの温泉は海に近づいたからか、これまで紹介した温泉とは性質が異なる。
このあたりの温泉は塩分が多い。つまり「化石海水」の特徴が強い。
この点からみると、「多摩の温泉」というよりは「東京の温泉」(多摩も東京だけどね)といった方が良いかも知れない。
では、折角なので、一番濃い武蔵野天然温泉「湯らく」に行ってみた。
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当日は「メンズDAY」だったので、入館料はちょっと安くて1460円(館内着タオルセット付 通常は1560円)。
さらに、「ぽかなび.jp」の平日200円値引きのクーポンを持っていたので、1260円で入れた。
内風呂には、瞑想浴という薄暗い空間がある。
ここではお湯に集中できるかも知れない。
露天風呂とは逆の発想である(しかし私はあまり入らなかった)。
そして、露天風呂は、加温のみで源泉かけ流しになっている!
少しなめてみるとしょっぱい。
ここは多摩地域で一番濃い浴槽なのではないだろうか。
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溶存物質が20.72g/kgの源泉かけ流しなんて。
「湯らく」の価値はここに凝縮されている、と言っても良い。
実は、温泉に立ち寄った理由がもうひとつある。
WBCの第1ラウンドの日韓戦を観たかったからだ。
私の予想通り、サウナにはテレビがあり、日韓戦を映し出していた。
サウナでテレビを観て熱くなると、外に出たり、温泉に浸かったり。
で、また、サウナに入ったり。
これを繰り返したが、日本は負けてるし、フラフラしてくるし、野球なんかどうでも良くなってきた。
試合終了を待たずに、私は韓国式アカスリを受けた。
そして、韓国のおばちゃんの会話で日本が負けたことを知った。
(正確には、言葉がよく分からなかったから、「たぶん負けたと思った」か)
何となく複雑な立場になってしまった。
しかし、温泉は良かった。
1階の和風レストランも美味しそうだった(温泉に入っている間にラストオーダーになったので食べられなかったけど)。
ちょっと料金が高いので通うにはちょっと・・・
でも、たまには行ってもいいかな。

書を持って街へ出る