自宅から湯治に通う方法を考える【高尾の湯「ふろッぴィ」編】

私も、「東京の西側、しかも山奥にキャンパス」がある大学に通っていた。
その大学の近くに「ふろッぴィ」という入浴施設があった。
(私の大学時代は「温泉施設」ではなかったはずだ。)
でも、入浴料が高かったので、一度も入ることはなかった。
しかし、現在は、「温泉施設」であるようだし、料金も2時間なら600円(タオル・館内着無し)らしいから、行ってみてもいいかなと思っていた。
温泉といっても運び湯だが。
八王子市内の塩釜温泉を運んで来ているらしい。
運び湯は、徳川家も利用している伝統的な湯治方法である。
家康が熱海で湯治をしたことは有名だが、家光は「熱海湯治を計画して、御殿まで建てようとしたが、結局かなわなかった」。


 では温泉をあきらめたのか。それはできなかったので、代わりに湯を樽詰めにして江戸城まで宅配させた。温泉を将軍家に献上する「御汲湯」が以後続くのである。

(石川理夫『温泉で、なぜ人は気持ちよくなるのか』講談社+α新書2001年)

でも、温泉は劣化するわけだから、やっぱり、源泉かけ流しがいいと思うのだが、試しに行ってみた。


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温泉に入る前に、回転寿司を食べた。
独楽寿司は大学時代毎日前を通っていたが、食べたことはなかった。
食べてみると、なかなか美味しかった。
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「泳ぎ鯵」を頼むと、活きた鯵をさばいてくれる。
皿の上でも動いていた。(しかし泳いでない鯵の方が美味しかった気がする)
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骨は揚げてせんべいにしてくれた。
(お酒を飲んだら美味しいだろうなぁ、と思いながらも我慢)
まわりの人たちを見ていると、ランチメニューを注文している人が多かった。
ちらしとか天丼とか何種類かあり、600円弱だったと思う。
ランチを食べて、皿を何枚かつまむ、という食べ方がよさそうだ。
今度はそうしよう。
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で、「ふろッぴィ」に入った。
内風呂には、檜風呂や「仁丹の薬仁湯」がある。
「仁丹の薬仁湯」は薬が凄く濃い感じがした。
サウナやスチームバスもある。
露天風呂が天然温泉「高尾の湯」になっている。
露天風呂に入ると、温度にムラがあった。
加熱して湯船に注がれたお湯と、湯船のお湯がうまく混ざっていない。
加水もしてあるらしい。
これでは湯治には向かないかな。
でも、もともと温泉には期待していなかったので、これでもいいのだ。
「ふろッぴィ」で注目すべきは風呂以外のスペースである。
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2階の中庭には卓球台がある。
宴会場からはカラオケが聞こえてきた。
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歌謡ショーをやってたり
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うた声喫茶をやってたりする。
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「野菜正油ラーメン」は「八王子ラーメン」に書き換えられている(赤ペンで)。
このあたりのセンスが絶妙である。
私は嫌いではない。
洗練されていないというか、田舎じみているというか。
狙って出せるものではない。
なかなか他の施設にはない感じだ。
カラオケボックスは午前2:00までやっていて、休憩室は午前8:30までやっている。
だから泊まることもできるのだ。
ここなら泊まってもいいかも知れない。
湯治には通わないけどね。

書を持って街へ出る