追記
2010年のランキングはコチラ→【2010年落語家ランキング(堀井憲一郎と広瀬和生)】
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堀井憲一郎の「東都落語家2008ランキング」が『週刊文春』(1月1日・8日新年特大号)に載っていた。
2008年末時点での落語家ランキングである。
選ぶ基準は「お笑い好きだけど、あまり落語を知らない人に見せたい落語家はこの順番だ」であるらしい。
ベスト150が載っているが、ベスト50をみてみよう。
0立川談志
1柳家小三治
2立川志の輔
3春風亭小朝
4柳家権太楼
5春風亭昇太
6立川談春
7立川志らく
8柳家喬太郎
9柳家さん喬
10柳亭市馬
11柳家喜多八
12林家たい平
13柳家花緑
14三遊亭白鳥
15五街道雲助
16古今亭志ん輔
17三遊亭小遊三
18古今亭菊之丞
19三遊亭歌武蔵
20三遊亭遊雀
21林家正蔵
22柳家三三
23昔昔亭桃太郎
24春風亭一朝
25瀧川鯉昇
26春風亭小柳枝
27立川談笑
28三遊亭歌之介
29橘家文左衛門
30林家彦いち
31春風亭百栄
32三遊亭圓丈
33桃月庵白酒
34入船亭扇辰
35三遊亭兼好
36入船亭扇遊
37橘家圓太郎
38春風亭正朝
39桂歌春
40むかし家今松
41春風亭柳橋
42三遊亭笑遊
43古今亭志ん五
44柳家蝠丸
45柳家小満ん
46川柳川柳
47林家いっ平
48古今亭寿輔
49立川生志
50桂歌丸
立川談志は2008年はランク外となった。声が出ずに、ほとんど落語が出来なかったからだ。震えるような素晴らしい「芝浜」を2007年暮れに聞かせてくれたあと、声が出なくなり、ほぼ休養の年となった。そのままランク外とはならないのが談志らしいところで、つい先日、群馬県で聞いたら声が復活していた。たぶんまた驚くような何かを聞かせてくれるとおもう。
小三治なら、どのネタでもいい。何だっていい。とにかく小三治が小三治世界を描いてくれれば、その空間に一緒にいられるだけで幸せになるのだ。すごい。
志の輔は新作落語で腹の底から笑わせ、古典落語で沁みるように聞かせる。
小朝の落語は、あらためて聞くと、おそろしくうまい。圧倒する喋りのうまさがある。ただ21世紀落語の流行である「感動する落語」「破壊する落語」がない。
権太楼とさん喬は「寄席で客を掴んでいる双璧である。なんか長嶋と王って感じ。」
とにかくどんなことをしても客を巻き込む力でいうと、春風亭昇太が圧倒的に強い。
談春は、人の胸ぐらをつかんで奥まで届かせる力が強い。
志らくは「ひと声で空気をひっくり返す才能を持っている。狂気と隣接して落語に取り組んでいるようにみえる。」
「もっと狂気に踏み込もうとしてる瞬間が垣間見えるのが喬太郎だ。」
こういうランキングを見て、落語を聴きに行くかといえば、あまり行ってない。
『落語百選』を買ってきて、家でDVDを見たりしている。
ナマケモノである。
2004年や2005年のランキングと見比べてみると、ベスト10はほとんどかわってない。
ベスト10は聴かなきゃいけない人のだろう。
今年は、もっと生で落語を聴こうと思う。
特に談志は聴いてみたい。
それから、今日、広瀬和生『この落語家を聴け!』(アスペクト2008年)を買ってきた。
まだ読んでないので、目次を引用する。堀行憲一郎のベスト10のところを。
立川談志―神様が降りてくる落語家
柳家小三治―人間という存在の”かわいさ”
立川志の輔―人生の総てを描く「志の輔らくご」
春風亭小朝―二十一世紀落語最大のプロデューサー
柳家権太楼―寄席を沸かせるパワフルな爆笑王
春風亭昇太―新作の革命児は古典こそが面白い!
立川談春―進化を止めない「平成の名人」
立川志らく―「現代的古典落語」の革命児
柳家喬太郎―本寸法と逸脱が共存する特殊落語家
柳家さん喬―古典落語の真髄を語る正統派の雄
柳亭市馬―保守本流が生んだ最強の「本格派」
面白そうである。
落語を聴いたら、この本も含めて報告します。たぶん。
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