「梅の湯」はJR青梅線の河辺駅の目の前にある。
車で行った場合は、隣の河辺TOKYUの駐車場に停める。
そして、ビルの5階の連絡通路から、梅の湯へ入れる。
駅前温泉である。
ここ梅の湯では、韓国式アカスリを受けてみた。
しかし、韓国式アカスリを受ける際、私には一抹の不安があった。
それは大石真人の『温泉の文化誌』(丸善ライブラリー1995年)のこんな箇所を読んでいたからである。
韓国の人は温泉が好きなようで、浴槽へ入れば熱い湯を他人におかまいなくかきまわすし、上がり湯は立ったまま頭からかぶるので、満員のお客のそこら中へはねるし、おどろきました。余計なことをいえば、日本でもこのごろ大はやりの韓国式マッサージの大理石の台が浴槽の脇にあって、その上の客が全裸で仰むけに大の字に寝ると、男湯ですからもちろん男性のマッサージ師がこすると面白いほど、ボロボロ垢が出て、見ていたわけではありませんが、男性の真中にあるものが、見る見るうちに大きくなって立ち上がってゆくのは、不思議な眺めでした。
マッサージ師は、韓国のおばちゃんだった。
私の真中にあるものが緊迫してしまったらどうしようかと思ったが、アカスリは痛気持ち良くて、懸念していたことは起こらなかった。
いや~、良かった。
それにしてもすごく良かった。
定期的に通いたくなる程に。
それはさておき、温泉についてである。
梅の湯で注目の浴槽は、内風呂の主浴槽と露天のひのき湯である。
主浴槽は加熱あり加水なしで源泉を循環させており、湯の花があり、なかなか良い。
ひのき湯は加熱ありだが源泉かけ流しで、もっとも注目すべき浴槽である。
湯治で通う場合には、ひのき湯を中心に入浴することになるはずだ。
しかし、問題は浴槽が小さいことだ。
3人も入れば、次の人は入りづらい、そんな大きさである。
であるから、混雑時は、常にひのき湯を観察していて、空いた時を見計らって入浴する、そんな手続きが必要である。
でも、私が行った時はこんでいて、最大6人も入っていた(子どもも含んでいたけど)。
だが、源泉かけ流しの浴槽が小さいのは、温泉に対して真面目な証左なのかも知れない。
梅の湯の湧出量は毎分70ℓと少ないのだから。
この「芋洗い状態問題」を解決すれば、良い温泉である。
平日に行けばどうなのだろうか。
この梅の湯の最大の特徴は、駅のすぐ前にあることだろう。
源泉かけ流しの浴槽がある温泉が、駅前にあるなんて素晴らしい。
梅の湯まで、我が家からの道のりは、16kmぐらい。
自転車でもいける。
電車で行っても、我が家の最寄り駅から青梅線で1本である。
電車で気軽に行けるということは、風呂上りのビールも飲めるということだ。
ちなみに食事処のメニューはこんな感じ。
湯治の最終日に、ここで小宴を開くなんてのもいいじゃないか。