山本一太トーク&ライブに行ってきた(2)

前回のエントリー山本一太トーク&ライブに行ってきた(1)
で「山本一太トーク&ライブ」の模様を紹介しましたが、
その質問コーナーです。
山本一太議員が、そのブログで

今回の企画のハイライトは「山本一太の歌」ではなく、ライブ後の会場との「質疑応答」だった。 後期高齢者医療制度を含む社会保障の問題、教育のあり方、外交・安全保障の問題から、「山本一太さんは総理大臣になりたくないんですか?」という小さな男の子からの「カワイイ質問」まで、最後まで会場からの発言が途切れることはなかった。 山本一太・河野太郎コンビが交互にマイクを握り、テンポよく対応した。
国会ツアーと音楽ライブ:山本一太の「気分はいつも直滑降」:So-net blog

と述べているように、とても盛りだくさんでした。
本編のライブが45分、そしてこの質問コーナーも45分と、かなり充実した質問コーナーでした。
私も何か質問すればよかった。
河野議員に、「ベルマーレの調子いいですね」とか「湘南国際マラソンどうなの?」とか。
いやいや、そんなくだらない質問などなくて、真剣そのもの。
皆さん日本を憂いているのだなと感心しました。
そんな質問コーナーの模様です。


(質問)
「○○な国日本」とするならどんなフレーズが入るか
河野議員(以下[河])
・強い経済と優しい社会。
・グローバルスタンダードで戦っても負けない国、日本。
山本議員(以下[山])
・ドキドキする日本。ドキドキさせる日本。
(質問)
先生は・・・
[山]先生っていうの禁止。一太さんで。先生といったら罰金500円。
(質問)・プロジェクトJでは何をやっているのか
[山]
・派閥の違う中堅・若手19人の勉強会。竹中平蔵氏が顧問。自分が一番長老。
・毎週火曜日の9時半から12時くらいまで勉強会を行う。この間政策提言をまとめた。
・今のままじゃしょうがない。
・郵政解散は賛否両論あったがあれで国民はもう一度自民党にチャンスを与えようとした。
・ところが改革逆行の動きがある。それを元に戻そうという危機感で集まった。
・要所要所で提言を行っていきたい。
・福田総理には何年も続けてもらいたい(群馬出身なので)が、総裁選があった場合に改革派の旗を立てて行こうと思っている。
(質問)小さいお子さんから。
・総理大臣になりたいですか?
[山]
・河野太郎は明らかに総理大臣になろうとしている。
・自分は大臣になりたいとかはない。
・ボヘミアンでも政策・政局に影響を与える政治家になりたい。
・誰も到達したことのない領域に到達したい。(歌を歌ったりするのはほとんどいない)
・河野太郎が総理大臣になるのは応援したい。
[河]
・もし山本一太さんが官邸の主になったらみなさんを首相官邸1回目のライブ&トークにご招待します。
(質問)
・何歳くらいから政治家になろうと思ったのか
[河]
・大学在学中に、ワシントンポストにはJAPANという文字が一つも載らないのに、日本に帰ってくるとアメリカのニュースばかりというギャップに驚き、いずれ外交をやれたらいいと思ったのがきっかけ。
・初当選が33歳なので、思ったより早かった。
[山]
・政治家になろうとは思っていなかった。
・JICAで国連機関に派遣されていた。そのまま残り、国際公務員になろうとしていた。
・奥さんは国連職員でそこで出会って結婚した。
・国連機関で働きたいと思っていたが、父親が倒れた。
・体育会系で弱音を吐かなかった父が弱音を吐き「選挙を手伝ってくれ」とのことで手伝ったら倒れてしまった。
・5回も葬儀を行い喪主を務めたら「あいつは結構しゃべれるじゃないか」とのことでいつの間にか候補者になっていた。
・日本を外から見て日本がおかしいじゃないかと思っていたのが押しになった。
・河野議員は大学の寄せ書きに「日本初の大統領になる」と書いていた。大学の時から政治家を意識していた。
(質問)
・本日は貴重なお話と歌を披露させていただいてありがとうございました。
[山]あなたが披露したわけじゃないよ
(質)若い世代に対してのメッセージ・対策はあるか。
[河]
・日本の大学生はほぼ100%日本で就職しようとする。もっと積極的に外に出る日本人を作る。
・日本が面白いと思う外国人にもっと日本に来てもらえるようにする。
・教育を見直し、可能性は無限大なんだと思えるようにする。
[山]
・中大大学院で講師をしているが、学生と友達のような関係でつきあっている。
・就活の際に受ける会社がめちゃくちゃ。金融機関・マスコミ・広告会社・地元の銀行・・・
・今は一つのところにずっといる時代じゃないので、どういう風に生きたいのか、何をやりたいのかを考えた方がいい。
・個性を伸ばし、外に打って出た方がいい。
(質問)
・ブログを書くときに心がけていることは
[河]
・特に心がけていない。
[山]
・河野太郎の「ごまめの歯ぎしり」のようにならないように心がけている。
・マスコミ関係では「ごまめの歯ぎしり」と「直滑降」と2つ出てくる。
・「ごまめの歯ぎしり」はそのまま書く。実名で書く。外務省の「ガイ」は有害の害。
・批判することはあっても婉曲に書く。人の名前を出すのはポジティブなとき。
・ネガティブなときは「とんでもない政治家がいる」とか書く。
質問者は山本議員のインターンの方でした。
(質問)
・宏池会の古賀派と谷垣派の合併を支えようという動きはあるか
[河]
・結婚式に宮沢元総理に仲人をしてもらったので、当選して派閥に入らなくてはならないときにまだ大きかった宏池会に入った。
・はっきり言って今は派閥なんてどうでもいい。毎週木曜に一緒にご飯を食べる機能しかない。
・自分らの世代はそういう人が多いのでは。上の人は派閥で生きてきた。
・派閥で総裁選挙をやったのは福田さんで最後になるのでは。
・福田さんが派閥で選挙をやって麻生さんに200票入ったのでもう派閥はどうでもいいのでは。
・派閥のことを考えるより政策のことを考えた方がいい。
[山]
・派閥の締め付けが大変なときがある。
・一昨年地獄のような思いをした。
・某総理経験者から何度もしかられ、レッドカード2枚イエローカード3枚くらいもらっている。
・それでも私や河野太郎が息をしているのは自民党が自由な政党だと言うこと。
(質問)
・後期高齢者制度などを含め、年寄りのことしか考えていないように思えるがどうなのか
[河]
・社会保障がおかしくなっているのは人口ピラミッドがおかしいから
・現在の改革は逆三角形のピラミッドが正三角形に戻るまでの間どうつなぐかについて
・最終的にピラミッドが元に戻らなければ意味がないので、少子化対策をしなくてはならない。
・道路特定財源が一般財源化したのでそこからお金をむけて、ピラミッドを戻す。
・ピラミッドが戻るまで時間がかかるのでその間は、外国から日本に来て一緒にこの国を背負っていく人を増やす。
・若い人も投票に行ってもらって、「若い人も投票率が高いぞ」という状況を作ってもらうのが政治家にプレッシャーになるので
・高齢者が安心できることも必要だが、安心して子供を作れる状況にしなければならない。
・小泉さんに「おまえ偉そうなことを行っているけど子供何人いるんだ」という質問に「1人」と答えると「3人までは責任だ」といわれた。
[山]
・自分はまだ子供がいないが、まだあきらめていない。
・妻がずっと働いているので忙しすぎる。
・妻の父(85歳・元軍人)に「後期高齢者制度はけしからん」と怒られる。
・お年寄りには保険料無料にしたらいいのではないかという人がいるが、高福祉にしたら高負担にしなければならない。
・スウェーデンのように消費税20%以上で所得税・法人税が6割7割という国に国民がしたいのか。
・どういう国を目指すのかを議論しなければならない。
(質問)
・政治家になりたいが、政治家になるための能力、どういう経験を積めば政治家になれるのか
[河]
・何をやっても政治家にはなれる
・こういうルートじゃなきゃ政治家になれないというのでは国を代表しているとはいえない。
・何でもいいから一生懸命がんばり、その分野で秀でる。
・政治家になるというのを目標にするのではなく、何をやりたいのか。そのための手段として政治家になるというのでなければだめ。
・政治家になるというのをゴールにしたら、バッチをつけて偉そうにするだけ。
・何をやってもそれは国にとって大事な人材になる。
[山]
・よく「どうやったら政治家になれますか」という質問を受ける。
・安倍さん、中川さん、渡辺喜美さんなどを見ているとこういう人たちが政界にいていいなと思う。
・でも2世議員は多すぎる。
・2世議員か地方議員か官僚かというルートをぶちこわさなくてはならない。
・小泉チルドレンがいるが、彼らは異端視されている。政界のメインストリームに地盤も看板もなく出てきたから。
・地盤や看板や血縁のないところから志のある人が出られるようにしなくてはならない。
・改革を行い、手を挙げて、本当に能力のある人がいれば挑戦できる世の中にしなくてはならない。
・一番優秀な人が政治家になる仕組みを作る。
(質問)
・税金の使い道の優先順位は
[河]
・人口ピラミッドが逆になっているのが一番の問題。
・少子化対策に税金をもっとつぎ込む。
・人口ピラミッドが逆の状態でいくら社会保障に金をつぎ込んでも意味がない。
・少子化対策が一番。
[山]
・社会保障と教育。
・80年代以降の日本の凋落ぶりはすさまじい。
・日本の国の競争力を戻したい。
・「強い経済と優しい社会」というのを打ち出したが、「優しい社会」の方が弱い。
・セーフティネットが崩れてきている。まずそこを固める。
・教育レベルの低下。国の力は人材。
(質問)
・今年3月に日本の商船が海賊に襲われたが、船内に自衛隊員を乗せたりというのはできないのか
[河]
・日本の憲法があり、憲法9条で武器の使用を規定しているので難しい。
・他国の領海や公海上なので、それによって戦争を誘発しても行けない。
・国際的にテロや海賊が起こらないようにする対策が必要。
[山]
・自衛隊を出すのにはいろいろな制約がある。
・人は運んでいいが武器はだめだとか。憲法の議論が関わってくる。
・武装した自衛官を乗せるというあまり聞いたことのないアイディアなので、どういう制約があるか具体的に考えてみる。
ここで質問がすべて終了し、最後の締めに入ろうとするが
[山]もう一人くらい大丈夫では・・・
数名が手を挙げたので、質問者が立ち上がり順番に質問を聞き、その後でまとめて答えることに。
(質問1)
・参議院不要論について
(質問2)
・800兆円の借金、どうしましょうか
(質問3)
・海外邦人が被害にあった場合に憲法の制約で見殺しにしないように
(質問4)
・ドラマ「チェンジ」の感想を
(質問5)
・今後どのような教育をしていくべきか
(質問6)
・若い人にも希望がもてる社会を
(質問7)
・燃料費高騰の対策は
(質問8)
・神奈川県の候補者公募に応募したが、まず言われたのが「選挙にどれだけお金が出せますか」。広く人材を求めるための対策は。
回答
(参議院について)
[山]
・二院制の国は多いが、日本のようないびつな二院制はない。
・今のままの二院制はいらない。衆院参院みんなやめて一回選挙し直して国会議員の数を半分にして本当に優秀な人だけ残れるようにしたらいい。
・政界に競争原理を働かせた方がいい。
・衆参逆転したとかは関係ない。逆転する前から一院制の議員連盟に入っていた。
・これから3分の2の再可決を何回も行うようだと参議院無用論が出てくる。
(800兆円の借金について)
[河]
・まずプライマリーバランスを2011年にバランスさせる。
・そのためにばらまきにならないようにする。
(「チェンジ」について)
[河]
・フジテレビの人が議員会館を見て回った。
・「きれいな部屋ばかりではなく汚い部屋もみたい」案内されたのは河野議員の部屋。
・当選したてで総理になれるのなら何でもできるわけで、総理になったら小泉さんの郵政改革や安倍さんの教育基本法改正のように総理のリーダーシップで何でもできる。
[山]
・来客があったときに「散らかっていてすみません。でも河野太郎の部屋よりはましです」
[河]
・そんなにひどくないけど・・・小野晋也さんの方が汚い
[山]
・荒井広幸の部屋の方が汚い
(公募について)
[河]
・神奈川県連会長をやっていて、優秀な人材を確保したいということで公募をした
・今の状況では資金をどうするのかということをクリアできない
・自民党がなんなのかというのがぶれている。
・「こういう国を作りたいから皆さん一緒にやりましょう。それをやるために党費を支払っていただき党員になってください」ということができるようになれば、候補者に対し資金を党が負担し、地域の方が手弁当で応援してくださいということがいえるようになる。
・今のままでは道路作れという人もいれば一般財源化しろという人もいてばらばらな状況。
・党ではなく後援会が選挙を行っている状況では現状を打破できない。
・河野太郎が総裁になったら、「私はこういう自民党にするから、他の人は出てってください。いりません。」という。
・その代わり「こういう国を作ろう」と一緒に思っている人はそうだというだけではなく汗もかいてください。お金も出してください。とする。
・自民党の中にこういう意見もある、ああいう意見もあるという状況ではだめなので、河野太郎総裁への後押しをしていただいてほしい。
(在外邦人救助について)
[河]
・政府専用機は大きいので1回運行するのに数千万かかる。
・なぜそのようなのかというと、いざというときに数百人救助できるため。
・効率だけだと小型飛行機でもいいがいざというときのために救助できる。
(教育について)
[河]
・社会に必要な人材をどうやって育てるかというのが教育。
・日本では学ぶことが崇高だということになっている。
・教育の議論を見直さなければならない。
・「裏教育再生会議」で「世界」に投稿したりした。
・教育は自分が教育を受けていて、子供が教育を受けているので何でも一言言いたいことが言える。
・言いたいことを言っているだけでは議論にならない。
・系統立てて言葉の定義をはっきりさせて教育の議論をやっていかないといけない。
・みんなが巨人の監督になって原監督がああだこうだと言っているのと同じレベルで教育の議論がされているので、議論そのものの格を上げて行かなくてはならない。
(選挙について)
[山]
・選挙にはお金がかかる
・毎回毎回かかるお金が減ってきている
・選挙のやり方が変わってきて有権者の意識が変わってきている
・今後は「いくら出せますか」という質問はなくなるのでは
・参議院選挙の惨敗を安倍内閣や世の中のせいにしているが、個々の参議院議員に責任がある。
・勝ったから言ったわけではないのですが・・・勝ったから言っているのですが
・本当に努力したらどんなに逆風でも勝てる。
・お金ではなくなっている。
そろそろ締めろというメッセージがスタッフから入ったらしく、
ここで質問コーナーが終わり、
「山本一太トーク&ライブ」の全イベントが終了しました。
なかなか面白いイベントでした。
今回はトーク&ライブだけでしたが、次回は機会があれば国会見学にも参加したいものです。
とりあえず両親を仙台から連れ出して「安倍前総理とカレー」イベントに応募しようかな。

選挙が、好き。