それは、恵比寿ガーデンプレイスでの話。
この施設内にある恵比寿麦酒記念館では、なんとビールが1杯200円で飲めるのだ。
▼入り口はこんな感じである。

この恵比寿麦酒記念館のホームページでは次のような表記がある。
ビールの歴史や科学、ビールがもたらす食文化の楽しさなど、ビールに関する情報を提供しています。映像装置による体験型展示などを通じて、皆様を新たなビールの世界へとご招待します。
私もこうしてビールの世界に招待されたわけである。といっても、「とどのつまりビールを飲んだだけであろうが!」といわれてしまえば、確かにそれ以上でもそれ以下でもない。なもので映像装置も体験型展示など知らない。ただグラスになみなみと注がれたビールを通じてしか情報を享受していない。(というかほとんどの人がそうなのではないか)
▼自動販売機にて食券というか札を購入。エビスビールが一杯200円。安い。本当はここで売っているビールを複数種類一気に飲める「飲み比べセット」が400円であるのだが、この日は売り切れていた。

この札をもってビールを注いでくれる場所に行くと、ビールの注ぎ方が上手そうな、それ専門の人が注いでくれる。
▼ちと遠いですが、お分かりになりますでしょうか?

するとこの専門らしき人は、ビールのおつまみ用スナック菓子、サッポロビヤクラッカーを一袋、そっと出してくれる。(「そっと」といっても、ビール1杯につき一袋ついてくるというルールに則っているだけのことで、ただこの専門の人の身なりが本当にそれらしいので、「そっと」差し出してくれているように感じるだけである)
▼サッポロビヤクラッカーとはこんなお菓子です

こうしてお菓子とビールを持って席に着席する。そしてひとくち。…たまらなくうまい。エビスガーデンプレイスといえばエビスビールを生産するサッポロビールにとって重要なスポットであるわけで、その中でも恵比寿麦酒記念館なんてことさらまずいビールを出すわけがなく、常にベストコンディションのビールを出すに決まっているじゃないか、と理屈をこねる隙を与えないくらいにうまい。樽直送だからとか、いろいろな理由はあるのであろうが、うまいのである。
▼もうほとんどないが乾杯。

またこれ、別に飲食店ではない。サイト上では「テイスティング・ラウンジ」と銘打っている。つまり試飲的な企図なのである。だからか、空間の雰囲気が実に気楽なのが良い。ちなみに席は早い者勝ち。つまりフリースペース的なところにて飲む感じなのである。もしも座れなかったら、階段とかに腰掛けて飲む。この緩さが最高である。雰囲気が居酒屋のそれと若干異なり、非常に平和的、ラブアンドピースなのである。(それ故か、18時でしまってしまうので、ご注意)
1杯目は普通のエビスビール。心地よくなってきたので、2杯目は琥珀エビスにした。
▼これが琥珀エビス、1杯250円。

こうして2杯飲んだらとても陽気な気分になったので、そのまま恵比寿ガーデンシネマへ。(というか、映画までに30分弱待ち時間があったので、立ち寄ってビールを飲んでいたのである)
見た映画はインドで心の旅に出たダメな3兄弟の映画「ダージリン急行」。酔いのおかげか、自分もこのダージリン急行に乗って旅をしているような錯覚に陥りました。自画自賛で恐縮だが非常にすばらしい休日の過ごし方であるよなア。
最後に、恵比寿ビール記念館⇒エビスガーデンシネマのルートの際の注意点を2点ほど。
(1)ある程度飲んで、映画館のふかふかの椅子にどっしり座ると眠くなるので注意が必要です。
(2)ビールには利尿促進作用があります故、映画の前にしっかりとトイレに行くこと。でないと、途中で大変なことになります。