ちょっとの工夫でこの妖しさ

どうも木村です。先週末無事にイギリスに到着しまして、イギリスのトイレに関するネタも徐々に集まってきましたが、今週はひとまず本編に入る前のワンクッションとして飛行機のトイレをご紹介します。筆者は今回ロンドンまでヴァージンアトランティック航空を利用しました。時々自販機で見かけるヴァージンコーラや六本木ヒルズにあるヴァージンシネマズなどと同じイギリスのヴァージングループの会社です。
完全フラットになるビジネスクラスなどいろいろ新しいサービスを導入しているとの事で搭乗前から期待していましたが、その辺に関しては期待通りでした。エコノミークラスの個人用スクリーンでも好きな映画や番組が好きな時間に見られたり(「ぶらり途中下車の旅」がラインアップされていたのには笑いました。まさか高度1万メートル上空で滝口順平の声が聞けるとは…。)食事の選択肢が多かったりと確かにサービスは良かったです。しかしそれ以上に驚いたのはトイレ。実際のところ別に大掛かりな手を加えているわけではないのですが、ちょっとの工夫で空間の印象は変わるということとトイレにまでそういった演出を施すというある種のサービス精神に感心したのです。果たして…。


この飛行機の内装は薄いメタリックグレーのような色になっており、派手なシート色(赤・青・オレンジが交互に配置されています)や客室乗務員の制服と相まって機内は若干ではありますがクラブのような雰囲気があります。明るさや温かみを感じる他の航空会社の内装とは180度異なる印象です。そしてこの飛行機について感心なのはこの雰囲気をトイレにも持ち込んでいる、いやむしろそれを増幅させている点にあります。下の画像をご覧ください。

いかがでしょう、この妖しげなガンメタリックの内装、そしてそれに呼応するように妖しさを増幅させる青い照明!これほどまでに雰囲気作りにこだわった機内トイレっていままであったでしょうか?この位の雰囲気作りがあるとトイレに行くという単純な行動も長いフライトにおいて十分気分転換になるかも知れませんね。一つ難を言えば便座の右端のゆがんでいるように見える部分です。これは本当にゆがんでいるのではなく、便座を持ち上げる際の取っ手になっているのです。でも第一印象はやはり「歪んでる」というのが正直なところで、これに関してはもっと自然な処理ができなかったのかなと思ってしまいます。
トイレにまで機内の独特な雰囲気を持ち込み、空間を作りこんでいったという点でこのトイレは高い評価をすることができます。こういう細かい点の積み重ねが「他と少し違う会社」というイメージを確かなものにしているのかもしれませんね。さて、来週からはいよいよ国内のトイレの紹介に入っていきます。お楽しみに。
それではまた次週
<今回紹介したトイレ>
ヴァージンアトランティック航空 A340-600機内
<関連リンク>
ヴァージンアトランティック航空 公式サイト
やはりこちらも派手めな色使いです。
機内の「おむつ交換室」で愛の秘め事、台壊れて・・・
こういったことがかつてこのトイレで起こったそうです。確かにそういうムードはなくもないですが・・・。

衛生陶器愛好家の、トイレ巡礼