【工場見物】京浜工業地帯(6)

◆浮島町ガラス工場で
我々が歩いているのは、メインストリートと垂直に交わっている車道でちょうどガラス工場を二つに分けている。分けているといっても工場の大きさが半端ではないので工場に囲まれている状態。奥へ進むほどケミカルなにおいが強くなっていき、湿度も高くなっている。一際大きな工場に着く。作業灯、点検灯で綺麗にライトアップされ幻想的な雰囲気さえ感じられる。
二人で興奮しながらシャッターを切りまくる。
かたや「夜景撮影モード」もついていないデジカメ。かたや携帯のカメラ機能。手ぶれ、手ぶれでなかなか満足のいく物がとれない。
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外観がなんとなく分かるレベル
夜の工場は結構明るい。作業灯、点検灯、フレアスタックが工場全体を照らしている。坂口安吾も言うように「必要だから」そこにあって、「美しくするために加工した」わけでもなく「ただ必要なもののみが、必要な場所に置かれ」ているのに素敵なライトアップを工場はみせてくれる。
そんな工場ライトアップ萌えの我々が次に出会った工場がこれ。

ライトアップ工場
ピントはあっていないが、すばらしい工場。外から見える階段、張り巡らされたパイプが良い。工場の機能的な部分が屋外に出ているため、作業灯が直接外から見ることができる。遠くにあるフレアスタックの明かりが不規則に揺れるため微妙な変化があり、自然の風景を見ているかのように飽きない。そもそも、工場かどうかも分からない。この建物一つでたった一つの工程しか機能していない物なのかもしれない。
工場地帯(の製鉄所)では敷地内の発電所で電気を生産している上に団地クラスの建物一つ丸々使って巨大な乾電池となっている建物もある。その単純さが堪らない。
夜になると、見えないものが見えてくる。薄い炎やら煙突から吹き上げる煙が見えてくる。
これから工場見学をされる方は是非とも昼から夜にかけて楽しむのがお勧め。時間がたつと共に色々な表情を工場は見せてくれるはず。昼間の工場を見てからの夜景は趣があって景色にも深みを感じられるのでは。時間のない方は夜景だけでも充分楽しめると思う。

煙を吹き出すオイルタンクに見送られ工場を後に
長い間工場話に付き合ってくださいましてありがとうございました。


≪今回の撮影ポイント≫
浮島町

日本を憂う(仮)