休日に出勤。社内で何を食べるか。

休日なのに、出勤して仕事をしなくてはならないときがある。
本来ならば、家でも作業ができるのだが、
我が家はmacなので、あまりうまくいかない。
マイクロソフトのオフィス系統の操作体系も微妙に違っていて
やりたい操作をするのに時間がかかり、フラストレーションが溜まったりするのだ。
更に家で仕事をするにあたり、持って帰らなくてはならない資料も
けっこう膨大なもので、なんだかんだで合理的なのは
休日に会社に出社する、という選択肢となるのである。
で、会社に向かうにあたり、たいがい、以下のようなものを購入する。
050709-180117.jpg
これは何か。


正解は・・・
フランスパンである。
会社で食べるのだ。
表参道駅で降りて、青山通りを歩いて会社へ向かうのであるが、
その青山通りには、アンデルセンという
パン屋があるのである。
そこで、フランスパン(パリジャン)を購入するのだ。
このパン、長い。
050709-181242.jpg
封を開けると
050709-181130.jpg
こんなに長いのだ。
パン屋ではたいがい、お客一人にひとつのお盆が支給され、
そこに食べたいパンを載せて、最後にレジで精算してもらう、というスタイルであるが、
このようなパンはお盆に乗りきらないのだ。
お盆からはみ出したカタチで、レジに並ぶ。
さすがにこのお店、表参道交差点の一等地だけのことはあり、
このレジ、けっこう並んでいる。
そのためうまく距離をとらないと、私のフランスパンが、
前方に並ぶお客の背中を突っついてしまう。用心が必要なのである。
で、なんとかレジを通過したら、いざ会社へ、青山通りを闊歩するのだ。
この、長いフランスパンを小脇に抱えて。
歩きながら私は、高校時代を思い出してしまう。
・・・高校生の頃(もう10年も前の話だ)
私は地下鉄日比谷線を使い、通学していた。
そのとき、広尾という駅がとても気になっていた。
なにより、駅の乗り降りのおける外国人の比率がやたら高いからだ。
高貴な、高級そうなイメージを抱いていた。
(六本木駅は遊んでいる外国人のイメージ、
広尾は清楚なイメージを勝手に持っていた)
で、ある日、思い立ってふと広尾駅で降りてあたりをうろうろしてみた。
すると、金髪の西洋人が、やはり小脇にフランスパンを抱えて闊歩していた。
しかも丸出しのフランスパンを、である。
で、いま私は広尾ではないものの、
やはりどこかおしゃれな風合いの青山通りで
フランスパンを小脇に抱え、闊歩しているのだ。
(丸出しではないが・・・)
これは、もう出世である!
いやぁ、オレも立派になったなぁ、としみじみ思う。
で、社内で、これをかじりながら、仕事をしていると、
なんだか仕事ができているような錯覚に陥る。
というのも、パンが硬いだけに、
顎を酷使してかみ続けざるをえない。
するとどうしたことか、脳が活性化してきて
仕事がすいすいはかどる…そんな幻想を抱くわけである。
そうでなくても、休日は騒がしくないので、
普段よりも仕事がはかどったりするのだけれども。
ちなみにこれは平日にはできない。
想像してみて欲しい。
仕事の合間にフランスパンをかじっているような男、
いったい誰が信用するというのか。
断っておくが、私の座席の周りは、パンくずだらけである。
(だから休日はこっそりと、ひとり掃除機をかける)
「あ、ちょっとこの仕事を・・・(フランスパンを見て)
やっぱいいや、なんでもない、御免」
と、上司から次第に仕事から干され、いつの間にやら賃金が下がり
そのうち解雇を申し渡されることになるであろう。
休日だけに許された、ある意味贅沢な食事なのである。
ちなみに私の場合はパンに加えて、
050709-180929.jpg
サラダやチーズをコンビニにて購入する。
サラダやチーズと交互にこのパンを食べると
それだけでとてもおいしいということに気が付いたのだ。
ポイントはコンビニ、という点である。
確かにアンデルセンでも
フランスパンに野菜の挟まったパンは売っている。
しかしそうではなく、あえて様々な店で物を選び
カスタマイズしていくこと、これがとても重要なことなのだ。
(本来ならば、紀ノ国屋あたりで購入したいものであるが、
現在店舗を移転しており、通り道にないのだ。
ナチュラルハウスも寄ってはみたが、心惹かれるものはなかった)

舌を鍛える